特定非営利活動法人 日本メディカルセクレタリー機構へのご協力のお願い
医療供給サイドの中心的担い手である医師、看護師の過重労働解決のための対策の一つとして、2007年12月厚生労働省医政局長通知「医師及び医療関係職と事務職員等の間での役割分担の推進について」により「医療専門職種が専門性を必要とする業務に専念することで効率的な業務運営がなされるよう、人員の適正配置や役割分担を行う」旨が通知され、翌年の診療報酬改定で新たに「医師事務作業補助者」(メディカルセクレタリー)に対する加算が制定されました。
2010年にはこの制度導入により、急性期の入院医療を担う病院勤務医の負担が軽減されたことが認められ、加算点数や対象施設の要件緩和が行われたため、普及が加速されました。
しかし、現実には医療現場での役割分担が明瞭ではなかったり、従事者の知識、技量に格差があり、この制度が医療従事者として社会的に認知されるためには、1920年代から欧米先進国で実施されている「メディカルセクレタリー」を意識した業務知識、現場での対応力、コミュニケーションスキルの向上が求められています。
このような社会的ニーズに応えて、営利を目的とせず、第三者機関としての本機構が設立されました。2010年7月東京都より本法人の設立が認可されましたので、その事業目的に従い取り組んでまいりました。2008年度から開始された医師事務作業補助者を中心としたメディカルセクレタリー養成の企画、遂行と受講者の質的レベルを認定するための試験問題の作成、実施、採点、合否判定、認定書発行業務を行うほか、メディカルセクレタリー業務の広報、情報の収集、研究、分析を行う計画です。
幸いにして、永年にわたり医療教育に携わってこられた医師や現場で日々指導的立場にある実務家のご理解とご協力を得て、2010年11月には教材の作成、2011年12月には資格認定試験を行うこととなりました。
日本の医療環境改善の一助になることを念じつつ、日本版「メディカルセクレタリー」制度の確立に寄与すべく努力いたす所存です。
皆様方におかれましては、厳しい経済情勢のもとで、日夜ご奮闘されていることと存じますが、この機構の活動に、ご理解をいただき、是非ともご協力賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。
■会費
賛助会員 | 個人 | 年会費(一口) | 5,000円 |
---|---|---|---|
団体 | 年会費(一口) | 100,000円 |
ご入会のお申込み手続き
- 1.
- お申込フォームより、必要事項をご入力の上、お申込下さい。E-Mailでのお問合せも承ります。
- 2.
- お申込後、事務局よりご連絡差し上げます。
- 3.
- お振込は、下記口座へご送金願います。
三菱東京UFJ銀行 新丸の内支店 / 普通口座 口座番号 3109040
名義 : 特定非営利活動法人 日本メディカルセクレタリー機構
(トクテイヒエイリカツドウホウジンニホンメディカルセクレタリーキコウ) - 4.
- お振込確認後、受領確認書類をお送りいたします。